求菩提山を歩く(上)

 

 

2018.03.24(sat)

福岡県豊前市・築上郡

 

 

〜求菩提山を歩く(上)〜

 

 

山行前夜の金曜日

 

どの山にするか2・3の候補で迷いに迷い

日付が変わってから史跡巡りに決定

早起きするつもりが寝坊

求菩提資料館駐車場に10:45に到着

 

 

遅っ

 

 

お手洗いが工事中

本日現在では仮設トイレが設置されている

 

いつもながら、遅く到着したくせに

ノロノロ準備

 

 

11:05

駐車場スタート

 

「早く行けぇーーーぃ」

 

 

 

 

 

 

1キロとちょびっと、車道を行く

 

 

 

 

 

 

車道にすでに石像

 

水が豊富でこの石仏の並びにも水場

気持ちのお金は箱に入れよう

 

 

左端の石仏の湯呑みが倒れ

みんなより水が減っていた

 

勝手に触って良いものか迷ったが

「はいはい、ちょっと失礼しますよぉ〜」

と、横の水場で湯呑みに水を入れ

元に戻す

 

「よし、これでみんなと同じだよ」っと

 

 

悪いことをしたわけではないと思うが

勝手に触り、水を汲み、、、

思わずキョロキョロ…

 

 

 

 

 

 

求菩提山は英彦山や近くの犬ヶ岳と並び

修験道の山

 

 

明治時代の前半まで山伏信仰が行われ

下宮・中宮・上宮を持ち

犬ヶ岳をご神体としているそうだ

 

山頂付近には”求菩提五窟”という

四天王の名を配した窟がある

 

山中には結界石や石仏などの遺跡・遺物が点在

国宝や重要文化財に指定されているものも多い

 

そもそも求菩提山が国指定史跡である

 

 

 

 

 

 

登山口の看板から車道を左に折れ

もう少しだけ舗装路をゆく

 

 

 

 

 

 

窪みがあれば石仏がある

 

 

 

 

 

 

11:40

“座主坊園地”

 

こちらにも駐車場があり

駐車場着の周回コースがある

 

ワタシは周回コースの途中から

阿弥陀窟分岐より資料館に出るルートをとる

 

 

 

 

 

 

苔むした石段を登ってゆくと

“安浄寺跡”

 

 

山伏の弔いの場所だそうだ

現在は三十三観音石仏が祀られ

トチの巨木と一体化している

 

ワタシには想像できない時間の流れがある

 

 

 

 

 

お隣には”豊照神社”

 

明治5年に「修験道禁止令」が発令され

全ての山伏が山を下りざるを得なかった

 

かつて毘沙門天が祀られ

毘沙門堂だった

 

禁止令をうけ

豊照神社として立て直されたのだとか

 

使用された木材を調査したところ

江戸時代まで遡ったそう

 

 

 

 

 

 

このすぐ下には

“岩屋坊”

 

 

当時は500もの坊が周辺にあった

現在では山中に残る

たった2軒の坊のひとつだ

(坊=山伏が住んだ家)

 

 

特筆すべき構造ではなく平均的な坊

 

なんと、昭和40年代初頭まで

岩屋氏が住んでいたとのこと

 

見学はできるが資料館への事前連絡が必要

 

 

 

 

 

 

ワクワク過ぎて進まない

が、ゆかねば。

 

苔苔した石組みを横目に見ながら歩く

 

 

 

 

 

 

“獅子ノ口”

 

谷筋にあるのだが

俗界と聖域を区別する結界の役割を担っている

 

当時はここから上宮まで飲食禁止

水を口にできる最後の場所だった

 

入山する者はここで手を清め

口をすすぎ、歩を進める

 

この下にある禊場と上宮にある辰ノ口は

一直線上に並んでいる

 

更に

上宮・中宮・下宮も同様に一直線上

 

 

なんかスゴいな

 

 

 

 

 

 

ワタシも手を洗う

いざ。

 

 

 

 

 

 

歩き易い道を進んでゆくと

再び石段スタート

 

と言っても

登りにくい石段ではない

 

山頂まで石段が点在するが

人間が造ったものであるし

「もう無理ぃ」とはならない

 

 

 

 

 

 

山中はとても気持ちがよい

 

 

杉の木が大量なので

スタート地の駐車場からマスク着用

 

 

 

 

 

 

中宮が近づいてきた

 

 

 

 

 

 

中宮直下に”鬼神社”

 

 

 

 

 

 

12:20

“国玉神社 中宮”

 

この神社も明治時代以前は神社ではなく

護国寺だった

 

 

神様なのか仏様なのか

何だかよく分からない

 

 

 

 

 

 

中宮の横には”多宝塔”があったそう

護国寺のシンボルだったらしく

14mもの高さ

 

明治25年に保存準備が始まるも

台風の影響で倒壊、現在は基壇のみが残る

 

見てみたかったー!

 

 

 

 

 

 

神社右横から最後の登りである

“鬼の石段”スタート

 

 

求菩提周辺には鬼にまつわる伝説が多く

この石段もしかり。

 

権現様が

(修験道で祀られている存在の権の姿)

悪さする鬼に困った村人からのSOSを受ける

 

鬼に「一晩でこの石段作ってよね。

造れなかったら出て行ってよね。」と命じる

 

鬼はマッハで石段を造り始め、完遂目前

 

権現様は一計を案じ

鶏のマネをして夜明けを告げた

 

「マズいっ!」と鬼が逃げ出した…

 

 

修験の山は共通する鬼伝説が多い

国東の山にも同様の伝説があったように思う

 

 

 

 

 

 

スタート地点から見上げると

 

 

うわ〜 石段〜

 

 

と思うが

歩いてみると不思議と辛さは感じない

 

沢山の人が歩いてきた道は

やっぱり”道”であるからだと思う

 

 

 

 

 

 

12:39

“上宮”

 

求菩提山 山頂

標高 782m

 

 

 

 

 

 

山頂は上宮左手にある

展望はない

 

あるのは「神様が降りる場所」と言われる

巨石と巨木

 

 

 

 

 

 

 

見物しながらの山行は歩が進まないが

楽しいこと この上ない

 

空腹である!

 

 

よーし!

おにぎり休憩だ!!

 

 

16穀米を炊いておいたが

具がなかったので

鰹節で即席おかかを製造

 

まぜまぜして〜

海苔を巻き巻き〜

 

2個ある内の片方には梅干しも入れてみた

きなこ棒も食べよう

 

 

 

 

 

 

休憩していると2名のハイカー

各々岩に腰掛けて一息

 

 

ふぅ

 

 

では

五窟巡りに参りましょう

 

 

ー(下)につづくー

 

 

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